シンポジウム「関東大震災の朝鮮人虐殺から100年 レイシズムと歴史否定を考える 〜国連特別報告者を迎えて」
2023年8月11日(祝・金) 東京大学駒場キャンパス18号館ホール 2023年度

main visual

【日時】 2023年8月11日(祝・金)
14時〜19時(入場は13時30分から)

 

【会場】 東京大学駒場キャンパス18号館ホール
〒153―8902 東京都目黒区駒場3―8―1

 

【定員】100名(対面のみ) ※日英同時通訳あり・本シンポジウムの記録は後日オンライン配信予定です。

7月27日(木)より参加申込みを募らせていただきましたが、定員に達しましたので、参加申込みを締め切らせていただきました。

ただいま【キャンセル待ち】のお申込みを受け付けております。参加の可否は、8月8日(火)までに事務局よりご連絡いたしますので、ご希望の方は下記のフォームよりご登録ください。先着順でのご案内となります。
詳細PDF

 

【キャンセル待ち】
キャンセル待ち申し込みフォーム

 

本シンポジウムの記録を公開しました。末尾のリンクからご覧ください。

 

【主催】 東京大学大学院総合文化研究科グローバル地域研究機構 韓国学研究センター

 

【協力】 東京大学芸術創造連携研究機構、東京大学大学院多文化共生・統合人間学プログラム、反差別国際運動(IMADR)、プレカリアートユニオン

 

【開催趣旨】
1923年に起きた関東大震災では、朝鮮人への流言蜚語により、軍と警察、そして民間人によって作られた自警団の手で多くの朝鮮人が虐殺されました。朝鮮人のみならず、中国人、障害者、被差別部落出身者などの犠牲者も少なくありませんでした。 にもかかわらず、日本政府および東京都は本事件の調査を行っていません。
2022年に起きた東京都総務局人権部による飯山由貴《In-Mates》の検閲・上映禁止事件は、今年9月1日に100年の節目を迎える関東大震災の虐殺について、東京都の歴史否定を明らかにしました。また、本事件に関する東京都人権部による東京都議会での答弁は、日本社会に深く根を下ろす人権と差別への軽視をもあらわにしました。
これを受け、本シンポジウムでは、2002年から2008年まで、現代的形態の人種主義、人種差別、排外主義および関連する不寛容に関する国連特別報告者ドゥドゥ・ディエンさんに基調報告をいただきます。ドゥドゥ・ディエンさんの報告を基軸として、専門家と表現者による歴史認識・教育・世代間トラウマ・ヘイトスピーチ・ヘイトクライム・表現の自由・検閲などの現代的な考察や報告を行います。
歴史の否定は現在に生きる人々の尊厳を傷つけるとともに、偏見を煽動します。犠牲者への追悼を不可能にし、私たちが負の歴史から学び、正義と共生を実現することをも妨げるものです。100年前の出来事は現在を生きる私たちにとって、決して他人事ではありません。これから100年後の人々にとっても重要な史実であり続けるでしょう。本シンポジウムでは、日本におけるレイシズムと歴史否定を国境を超えた人権の問題へと接続するとともに、これに抗うために、表現活動、教育、学術研究が何を行うべきか、その可能性を論じる場を作り出します。

 

【シンポジウム内容】
14:00〜
第一部
「国連・人種差別に関する特別報告者からのメッセージ+飯山由貴《In-Mates》上映」

趣旨説明:外村大(歴史学、東京大学)
基調報告:ドゥドゥ・ディエン(元国連特別報告者、国連人権理事会・ブルンジの人権状況に関する委員、International Coalition of Sites of Conscience 理事)
解題:小森恵(反差別国際運動 事務局長代行)

座談会
登壇者:鄭暎惠(社会学)、明戸隆浩(社会学、大阪公立大学)、友常勉(日本思想史、東京外語大学)
モデレーター:小田原のどか(彫刻家、評論家)

上映:飯山由貴《In-Mates》2021年 26分50秒
解題:小田原のどか

16:25〜
第二部
「各地におけるアートとレイシズム・歴史否定の現状に対峙する:歴史の否定はどのように人々のレイシズムとメンタルヘルスに影響を与えるのか」

パネルディスカッション
報告:庄ゆた夏(非営利建築事務所GAC代表建築家、シラキュース大学)、Priya Basil(小説家、アクティビスト)、マユンキキ(アーティスト)、村上佳代(翻訳家)、琴仙姫(アーティスト)、FUNI(詩人/ラッパー)・飯山由貴(アーティスト)
モデレーター:山本浩貴(文化研究、金沢美術工芸大学)

総合討議・質疑応答
モデレーター:山本浩貴

パフォーマンス:FUNI

閉会に際して:加治屋健司(美術史、東京大学)

 

ポスター(QRコード付き)

(掲載日:2023.8.7)